No. 80
平成31年4月4日(木) 晴れ
新元号が発表され
「令和」
になりましたね。(^^)
出典も中国古典ではなく
「万葉集」
からということで
好意的な意見が多いように思います。
5月1日から
「令和時代」
が始まります。(^o^)
そこで日本の歴史を振り返るのに
ピッタリの本をご紹介。(^^)
「読む年表 日本の歴史」
著者は
渡部昇一さん
1930年、山形県鶴岡市生まれ
上智大学名誉教授
英語学者
文明批評家
上智大学大学院修士課程修了後、
独ミュンスター大学、
英オクスフォード大学に留学。
専攻は英語文法史
学位はミュンスター大学哲学博士等
2017年没
多くの著作も残されています。
保守の論客のイメージですね。( ̄ー ̄)
意外なところで
「マーフィーの法則」
を日本で広めた一人です。(^^)
ジョセフ・マーフィーという、
いわゆる成功哲学の著作者がいますが
有名な本では
『マーフィー100の成功法則』
というのがあります。
他にも多数出版されていますが
これら一連の著作の日本語訳を
「大島 淳一」
という人がやっていますが、
実は
「渡部昇一」さんの
ペンネームらしいです。(^^)
その渡部昇一さんが
2000年におよぶ日本の歴史を見るうえで、
”これだけは、はずせない″、
あるいは、
”これだけ分かれば、日本史は理解できる″
という出来事を、
年代順に選択、網羅し、
その歴史的本質的意味を、
分かり易く解き明かしたものです。
ふんだんに挿絵を使って
コンパクトに解説しているので、
非常に読みやすい本です。(^^)
ただの歴史の紹介だけでなく、
事柄の解釈の仕方や
著者の渡部さんの見解が
適度に織り込まれていますので
「なるほど!」
と思う箇所や
「そういう見方があるのか!」
と、
気づかされることも多々ありました。 (^^)
「神代の始まり」から
「東日本大震災」まで、
日本の歴史のポイントとなる重要事項が
簡潔に述べられています。
巻末の年表を見ていくと、
本文に解説のある項目に関しては
「→〇〇〇ページ」と書かれています。
本書の内容をひとつだけ (^^)
「栄華を誇った藤原氏が
皇位に就こうとしなかった訳として」
それは自分たちの一族が
神話時代から
皇室に仕えるものであるという
意識があるからだ
天孫降臨の神話で、
ニニギノミコトに付き従った
アメノコヤネノミコトを
氏神としているのが藤原氏であった。
といった感じで書かれています。 (^^)
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