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老に旨と書いて

No. 84

 

平成31年4月10日(水) 雨

 

 

 

 

「老」

 

 

「旨」

 

と書いて

 

 

「耆」(ろう)

 

 

と読みます。

 

 

この本を読むまで知りませんでした。(^^)

 

 

 

今に生きる者たちへ

 

耆(ろう)に学ぶ

 

 

 

2~3年ぐらい前に

 

伊丹の「ブックランドフレンズ」さんで

 

平積みされているのを見て

 

 

カバーの渋さと

 

執筆されている5人の名前で

 

思わず手に取りました。(^^)

 

 

 

清水克衛さん

 

「いまこそ耆に学べ」

 

 

 

執行草舟さん

 

「毒を食らえ」

 

 

 

吉田晋彩さん

 

「主を起こす」

 

 

 

西田文郎さん

 

「答えは問処(脳)にあり」

 

 

 

寺田一清さん

 

「生涯の師に奇しき邂逅」

 

 

 

本の内容を少しだけ(^^)

 

 

 

 

最初の清水さんのお話

 

 

老というと

 

最近では

 

すっかり良くないイメージが

 

付いてしまっていますね。

 

 

「老害」

 

とか

 

「老醜」

 

なんていう言葉も

 

ありますが、

 

 

とにかく、

 

弱い、

 

醜い、

 

厄介者

 

といったレッテルを

 

貼られてしまっています。

 

 

とこるが本来、

 

老は

 

「知恵者」

 

であるとか

 

「徳の高い人」

 

という意味なんです。

 

 

江戸時代には

 

「老中」

 

とか

 

「大老」

 

とか

 

「家老」

 

とか、

 

ものすごく高い地位の人を

 

呼ぶのにこの漢字を

 

使っていました。

 

 

経験に裏打ちされたうまい知恵で

 

人が進むべき道を示してくれるのが

 

 

 

「老」

 

であり

 

耆」

 

 

 

耆老」(きろう)

 

 

という言葉は

 

まさに

 

 

「徳の高い老人」

 

 

という意味だそうです。

 

 

 

”アンチエイジング”

 

が正しいことのように

 

もてはやされる時代

 

 

 

 

今こそ

 

 

耆に学ぼう!

 

 

とおっしゃってます。(^^)

 

 

 

 

 

 

5人それぞれ

 

書かれて内容は

 

全て面白く

 

興味深いものばかりでしたが

 

 

特に執行さんの

 

「毒を食らえ」は、

 

本当にいろんな意味で

 

考えさせられました。(^^)

 

 

 

 

「どう死ぬかを決めれば、

 

自ずと老い方も決まる。」

 

 

 

「人生の目的は

 

燃え尽きることにあり、

 

死をめざして

 

力強く生きるその過程で

 

人は正しく老いることが

 

出来るのです。」

 

 

 

「老いるのは

 

衰えることではなく、

 

強くなり美しくなること」

 

 

 

そのためには、

 

「毒をくらえ」

 

とおっしゃいます。

 

 

どんなかは

 

本書を読んでで確認して下さい。(^^)

 

 

 

5人それぞれが

 

執筆された文章は

 

「なるほど!」

 

と納得する事柄ばかりでした。(^^)

 

 

 

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