No. 96
平成31年4月24日(水) 曇り時々雨
前回、
喜多川泰さんの最新刊
「運転者」
をご紹介しました。(^^)
運は
<いい><悪い>
で表現するものではなく
<使う><貯める>
で表現するもの
といったことが帯に書かれていました。(^^)
前々回は
羽生結弦選手のことが書かれていた
「致知」の記事をご紹介しました。
今回も「致知」の同じ号から (^^)
「運」の話が続きます。 (^^)
2019年4月号
特集「運と徳」
SBIホールディングス社長の
北尾吉孝さんの記事をご紹介
著書もたくさんありますが
今回の記事は
安岡正篤に
学ぶ運と徳の高め方
安岡正篤(やすおかまさひろ)さん
安岡さんの経歴を少しだけ
明治31年大阪市生まれ。
大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。
昭和2年(財)金鶏学院、
6年日本農士学校を設立、
東洋思想の研究と後進の育成に努める。
戦後、24年師友会を設立、
政財界のリーダーの啓発・教化に努め、
その精神的支柱となる。
その教えは人間学を中心として、
今なお日本の進むべき方向を示している。
58年12月死去。
安岡正篤さんのことは
また別の機会に書けたらと思っております。(^^)
北尾さん曰く
安岡先生は、
運には宿命と運命とがあると説かれています。
宿命は、
例えば男して生まれる。
日本人として生まれるなど、
自分の力では如何ともし難いもの。
しかし運命は
「命を運ぶ」
と書くことからも明らかなように、
変えることができるものです。
そして
教育者の森信三(もりのぶぞう・しんぞう)さんの
言葉をご紹介しています。
森信三先生は
「足もとの紙クズ一つ拾えぬ程度の人間に何が出来よう」
と説いておられます。
目についたゴミを拾って歩くことも
立派な善行であり、
天は私たちのそうした平素の行いを見ています。
自分は運がよくない、
自分は不幸たと短絡的に思い込まないこと。
同時に我が身に降りかかる
一切のことは絶対必然で
絶対最善であると思い定めて
すべてを受け入れること。
すなわち
「最善観」
をもって歩んでいくことで
運命は開かれていくと
森先生は説かれています。
森信三さんのことも
また別の機会に書けたらと
思っております。(^^)
そして北尾さんは
「人間力の重要性」
を説いています。
「艱難汝を玉にす」
という言葉を紹介し
ことさらに逆境を追い求める必要はないが
楽な道と難しい道がある時は
「常に難しい道を選択して来た」
とおっしゃいます。
もっと精進しないといけませんね (>_<)
最善観をもって精進します。
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m