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惚れてまうやろー!

No. 111

 

令和元年5月27日(月) 曇り

 

 

 

 

前回のブログの最後に

 

 

「やらない善より やる偽善」

 

 

という言葉をご紹介しました。 (^^)

 

 

 

”偽善”

 

 

という言葉から

 

正反対・真逆の人

 

 

自分の信念に基づき

 

行動している人といえば

 

この人

 

 

歌手で俳優でもある

 

杉 良太郎 さん

 

 

 

様々な慈善活動を

 

積極的に行ってることでも有名ですね。 (^^)

 

 

1944年(昭和19年)8月14日生まれ

 

 

財団法人日本・ベトナム文化友好協会理事長

 

法務省特別矯正監

 

外務省日本ベトナム特別大使

 

ベトナム社会主義共和国ベトナム日本特別大使

 

ハワイ州ホノルル市名誉市長

 

シンガポール日本文化協会名誉会長

 

麻薬追放協会会長など多数の肩書きを持っています。

 

 

15歳からボランティア活動を始め、

 

 

デビュー前から

 

刑務所への慰問や矯正職員との意見交換を積極的に行い、

 

 

デビュー後も質素な生活を送りつつ、

 

寄付を続けていたといいます。

 

 

 

 

1989年にベトナム・ハノイの孤児院を初めて訪問した時、

子供たちにチョコレートやおもちゃをプレゼントしたら、

それらに手をつけない子供らがいるので

「おいしいから食べたらいいのに」

と言うと、

「(お菓子ではなく)お父さんやお母さんがほしい」

と言ったそうです。

杉さんは耐えられなくて、

外へ出てしばらく泣いてから、

「ボクが君たちの父親になる」

と即座に4人を養子として迎えました。

以後、訪問を重ねるたびに、

養子を迎えています。

 

最初に養子に迎えた少女は、

18歳の時に孤児院を出て20歳で結婚しました。

 

18人目の養子は現在、

孤児支援の活動をしているそうです。

 

「父親」として、

実子同様に養子たちの成長を楽しみにしていますが

嬉しい知らせだけが届くわけではありません。

 

中には6歳にして病で他界した子もいますし、

現在がんを患っている子もいるそうです。

そんな中、

医師を志す子供たちも多く、

杉さんは

全ての子供の夢を応援するため、

学費や塾の費用まで援助しているそうです。(^^)

 

 

杉さんの慈善活動の中で、

 

 

最も長く続けている活動が

 

 

「刑務所への慰問活動」

 

 

です。

 

 

 

半世紀以上に渡って

 

慰問活動をした功績が認められ、

 

 

2008年には

 

芸能人では初めてとなる

 

 

緑綬褒章を受賞

 

(慈善活動などで顕著な活動をした人に贈られる)

 

 

並びに

 

法務大臣から特別矯正監を任命されました。

 

 

慰問活動を通して、

 

杉さんが見てきた

 

刑務所内の様子や改善点などを、

 

政府に意見として提出する事もしばしばあります。

 

( ̄ー ̄)

 

 

 

にも係わらず

 

 

東日本大震災にいち早く

 

支援活動をされた杉さんに対して

 

失礼なインタビューがありました。 (>_<)

 

 

 

「偽善とか売名と言われることもあると思いますが…」

 

 

と聞かれ、

 

 

「ああ、偽善で売名ですよ。

 

偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。

 

私のことをそういうふうにおっしゃる方々も

 

ぜひ自腹で数十億出して

 

名前を売ったらいいですよ」

 

 

とおっしゃいました。 ( ̄ー ̄)

 

 

 

格好良すぎます! (^^)

 

 

 

15歳の時から50年以上に渡って

福祉活動に携わってきており

 

刑務所への慰問、

ベトナムやタイ、中国へのチャリティ、

阪神淡路大震災

東日本大震災

新潟中越地震支援

等々、

 

その活動に

私財を十数億円自腹で出してきた

 

杉さんに対して

 

 

まだに

 

“偽善”

 

“売名行為”

 

という批判から免れないというのが驚きであり、

 

日本の福祉やボランティアに対する

認識の低さが窺えます。 (T_T)

 

 

 

1998年に前妻と離婚した杉さんは、

 

2000年に演歌歌手の妻・伍代夏子さんと再婚しています。

 

東日本大震災では

杉さんと共に被災者に

炊き出しを提供する

伍代夏子さんの姿も見られました。 (^^)

 

私財をつぎ込んだボランティア活動に

理解を示すだけではなく、

自ら参加する伍代夏子さんもすごい人ですね。

ただ美しいだけではなく、

杉さんの信念を分かち合い

支える存在  (^^)

 

結婚時に杉さんが

「趣味は伍代夏子」

と語っていたのにも納得です。(^^)

 

 

「寄付したくてもできない」

 

という方々に向けられた

杉さんからのメッセージも素晴らしいです。(^^)

 

 

福祉をやるには確かに時間とお金がかかる。

 

 

特にお金がないと見栄えのいい福祉はできません。

 

 

でも、

 

お金がない人は時間を寄付すればいい。

 

 

お金も時間もない人は、

 

福祉に対する理解を示し、

 

実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。

 

 

それでもう立派な福祉家なんです。

 

 

福祉ってそういうもんです。

 

 

 

他にも

 

 

芸能人の支援活動について

 

 

「売名行為と批判する人もいるけど、

 

それなら『国民総売名行為』をした方がいい」

 

 

と支援の必要性を力説し

 

 

「芸能人が支援を自重したり、

 

目立たないよう行動する最近の傾向

 

は”残念だ”」

 

 

とおっしゃいます。 

 

 

最後に

 

杉良太郎さんの言葉を紹介して終わります。

 

 

 

「売名行為ですか?と

 

これまで嫌というほど聞かされてきました。

 

もう反論する気もないけど

 

やったほうがいいんです。

 

1億3千万人が売名でいいから

 

被災者に心を寄せて下さい。」

 

 

 

「ボランティアは一方通行でいいんです。

 

見返りを求める人は

 

最初からやらなければいいんです。」

 

 

 

 

凄いですね。

 

言葉に深みがあります。(^^)

 

 

 

やっぱり最後も

 

 

いつも長原整骨院のブログを

 

ご覧いただきまして

 

ありがとうございます。m(__)m

 

 

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