No. 123
令和元年6月12日(水) 曇り
今回は
読書と猫が好きな人に
本のご紹介です。 (^^)
「本を守ろうとする猫の話」
著者は
夏川 草介(なつかわ そうすけ)さん
1978年大阪府生まれ
信州大学医学部卒
長野県の病院にて地域医療に従事
2009年『神様のカルテ』で
第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー
帯には
お前はただの物知りになりたいのか?
裏表紙の帯には
お金の話はやめて、
今日読んだ本の話をしよう。
とあります。(^^)
ネタバレしない程度に
どんなお話か簡単に (^^)
主人公の高校生は「書店」を営む祖父と二人暮らし。
その祖父が突然亡くなり、
店をたたもうとしていた時、
店の奥で
人間の言葉を話す猫と出会います。
その猫は、
本を愛することができない
“敵"から、
本を助け出すために、
主人公に協力を求める。
といった内容です。 (^^)
この説明ではよくわからないですよね
スミマセン m(__)m
この本を読んだ率直な感想は
作者の夏川草介さんは
本が好きで、
猫が好きな人だろうなあ
と感じました。 (^^)
読み進めると、
「星の王子様」や
「注文の多い料理店」を読んだ人なら、
思わずニヤリとしてしまうところもあります。 (^^)
主人公の名前は
「夏目林太郎」
夏目漱石と森鴎外を連想させます。
今回、
夏川さんの作品は初めて読みました。
ペンネームも
夏目漱石+川端康成+『草枕』+芥川龍之介に
因んだものらしいですね。(^^)
この本は
伊丹市のブックランドフレンズさんの
こんぶ店長に薦められて購読しました。
自分では
まず選ばない本です。 (>_<)
本書の気になる言葉を少しだけ (^^)
「ただがむしゃらに本を読めば、
その分だけ見える世界が
広がるわけではない。
どれほど多くの知識を詰め込んでも、
お前が自身の頭で考え、
自分の足で歩かなければ、
すべては空虚の借り物でしかない。」
「読むのはよい。
けれども読み終えたら、
次は歩き出す時間だ。」
「”人を思う心”
それを教えてくれる力が本の力」
我が家の虎太郎(コタロウ)も
しゃべらないかな? (^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m