No. 150
令和元年8月29日(木)曇り
先日、
論語の師・名古屋のSさんから
劣後順位の重要性を教えて頂きました。
簡単に説明すると
”やらないことを決める”
という感じでしょうか? (^^)
優先順位は
重要度及び作業の手順に従って
作業を行うべき順序を決めることです。
優先順位のみで作業を進めていくと
やるべき事がどんどん増えていき
時間がいくら有っても足りなくなってしまいます。
そこでやるべき事がひとつ増えたら
やらない事をひとつ決め
「断捨離すべし!」 と、
分かり易くおっしゃいます。
やるべき事が増えたら
「1増1減」
ぐらいの気持ちで丁度良いそうです。
仕事も含め、
いろんな作業を進める上で
「何をするか?」
よりも
「何をやらないのか?」
を決めることが重要だと考えられます。
出来るだけ無駄な作業をしないということは
決められた期間に物事を進める上で
とても重要だと理解できます。
1日24時間は決まっていますので (^^)
劣後順位のことを考えていると
以前に読んだ本の中に
「そう言えば、そんな内容のことが
記載されているのがあったよな?」
と思っていましたが
中々思い出せません。(T_T)
しかし、ようやく思い出しました。
この本です。
経営者の条件
ピーター.F.ドラッガー
我ながら
よく思い出したな (^^)
こんな記載があります。
本当に行うべきことは優先順位の決定ではない。
優先順位の決定は比較的容易である。
集中できるものがあまりに少ないのは、
劣後順位の決定、
すなわち取り組むべきでない仕事の決定と
その決定の遵守が至難だからである。
(中略)
劣後順位第一位を決定することは、
楽しいことではない。
誰かにとってはそれが
優先順位第一位であるに違いないからである。
優先事項を列挙し、
そのすべてに少しずつ手をつけることによって
弁解の余地をつくっておくほうがはるかに容易である。
みなを満足させられる。
もちろんこの方法の唯一の欠点は、
何事もなされないという結果に終わることである。
((((;゜Д゜))) 表現が結構キツイ!
劣後順位で
”やらないこと”を決め
無駄なことを省き
優先順位で
”やるべきこと”を
見極めることが重要です。( ̄ー ̄)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m