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ある国の話

No.228

 
令和2年3月16日(月)  曇り一時雨
 
 
前回、
 
坂村真民さんの
 
『仕事』
 
という詩をご紹介しました。(^^)
 
 
そして
 
僭越ながら
 
私見も述べさせて頂きました。m(__)m
すると
ひとつの"お話"を
 
を思い出しました。
 
 
何かの本で読んだ話か
 
誰かに聞いた話か
 
出典は忘れてしまいましたが
今回は
その"お話"をご紹介いたします。
 
"ある国のお話"
です。
こんなお話だったと思います。(^^)

 

 

 

昔々、
 
ある国はとても豊かで
 
王様が絶大な権力を持っていました。
 
 
そしてその国には、
 
一人の王子様がいました。
 
 
 
その王子様は
 
とても立派な人で
 
学問もでき
 
武術にも長けていて
 
とても聡明で
 
国民からも愛され
 
国中から尊敬もされていました。
 
 
そして
 
隣国からとても美しい聡明なお姫様を
 
お妃様に迎えてました。
 
 
国中の富も名声も
 
王子様の欲するままになります。
 
 
しかし、
 
王子様は幸せではありません。
 
いつも何か物足りなさを感じでいました。
 
 
そして
 
いつもため息ばかりつくようになりました。
 
 
王様は心配し
 
王子様に尋ねます。
 
 
「お前は欲しいものは何でも手に入るのに
 
どうして幸せそうではないのだ?」
 
 
王子様は答えます。
 
 
「わかりません。
 
何不自由のない生活を送っていますが
 
心の底から喜びを感じられないのです。
 
生きている実感がないのです。」
 
 
そこで王様は国中に布令を出しました。
 
 
「王子を幸せにした者には
 
望みの褒美を与える!」
 
 
 
しばらくすると
 
一人の男が城にやって来ました。
 
 
王様はその男に尋ねました。
 
 
「本当に王子を幸せにできるのか?
 
それができたらどんな褒美でも与えるぞ!」
 
 
その男は答えました。
 
 
「褒美は結構です。
 
王子様が幸せになれるのであれば、
 
私にとって
 
それが何よりのご褒美です。
 
ご安心下さい。
 
この方法を使えば
 
どんな人でも幸せになります。」
 
 
そう言って
 
1通の封筒を王様に渡して
 
名前も名乗らず去って行きました。
 
 
そして王子様は
 
王様から
 
その男の封筒を受け取りました。
 
 
王子様が封筒を開けると
 
一枚の紙が入っていました。
 
 
その紙には
 
 
『毎日1回以上、
 
誰かの幸せに貢献することをしなさい。』
 
 
と書かれていました。
 
 
この言葉は王子様の心に響きました。
 
 
「そうか!これだ!
 
私は今まで与えられるばかりで、
 
人に与えることを考えてなかった。
 
自分のことばかり考えていて、
 
人を喜ばせることを考えてなかったし
 
考えたこともなかった!」
 
 
その日から
 
すぐに
 
王子様は幸せになりました。
 
 
 
というお話です。(^^)
 
 
 
自分の幸せばかり考えている時に
 
幸せを感じなかった王子様は、
 
人の幸せのために考えて行動した時に
 
幸せになったのです。
 
 
人を喜ばせたり
 
人の役に立つことが出来ると
 
幸せな気分になる
 
ということですね。(^^)
 
 
 
"ギブ&テイク"
 
 
まずは
 
 
"ギブ"
 
 
与えるのが先です。
 
 
経営コンサルタントの船井幸雄さんは
 
 
ギブ&テイク
 
 
ではなく
 
 
『ギブ&ギブ法』
 
 
と呼んでいて
 
 
見返りを求めて
 
与えるのではなく
 
与えることを純粋に楽しみ
 
 
思いっきり、
"ギブ"し続けることが
 
ツキに恵まれる秘訣だと
 
おっしゃいます。(^^)
 
 
"ギブ&テイク"
 
ならぬ
 
"ギブ&ギブ"
 
 
実践したいものですが
 
器の小さい自分には
 
ちょっと厳しいかな。(T_T)
 
 
いつも長原整骨院のブログを
 
ご覧いただきまして
 
ありがとうございます。m(__)m
 

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