No.258
令和2年8月31日(月) 晴れ
8月最後の日になります。
当たり前ですが明日から9月です。(>_<)
今年はとても早く感じます。
新型コロナウィルの影響で
生活様式が一変し
いつの間にか
季節が過ぎてしまった
という感じです。( ̄ー ̄)
8月最終日の今回は
度々ご紹介させて頂いている
喜多川泰さんの卓上カレンダーより (^^)
8月の言葉は
『意志』
あなたがやりたくないことを
やらせることができる人はいない
でも
あなたがどうしてもやると決めたことを
止められる人もいない
すべてはあなたの
意志次第だ
言い訳できない言葉ですね!(^^)
何事も自分次第、
「志」次第!
という感じでしょうか? (^o^)
漢字は違いますが
「意志」(いし)という言葉で
少し前に読んだ文章が浮かびました。
『本人の意思に全面的に従うことが、
必ずしも真に望む最期に繋がるとは
限らない。』
この文章は
致知の最新号(2020年9月号)の
"致知随想"から
訪問診療医師の
小堀鴎一郎先生の言葉です。
元々は外科医として
ご活躍してた先生ですが
定年を期に在宅医療の分野に
進まれたそうです。
現在は
一定の治療を終えた方を
主に担当医や元の入院先からの依頼で
通常は月に一回、
余命僅かな方の場合は
週に二度三度と
ご自宅で診察を行い、
家族と共に患者さんの最期に
寄り添っておられます。
ただ、その中でも
本人も家族も納得のいく死を迎える場合は
すごく稀だそうです。
そして
ご主人と仲睦まじく暮らしてきた
80代の女性のケースを紹介していました。
末期ガンが進行した彼女に対して、
ご子息の理解を得て
「家に帰って、
ご夫婦の時間を過ごしては?」
と提案しましたが
「体がだるくて、
主人のご飯も作れません。
元気になってから退院します。」
と彼女は答え
やむなく
その意向に従いました。
しかし、
数日後に息を引き取られたそうです。
突然訪れたこの最期は、
彼女の本意ではなかったでしょう。
本人の意思に全面的に従うことが、
必ずしも真に望む最期に繋がるとは
限らない。
と書かれていました。
整骨院の職場では
直接、
"最期"に接することはありませんが
介護の職場では多々あります。
先日も
自宅で終末期を過ごされた方と
関わりを持たせて頂きましたが
果たして
本当に本人の希望に寄り添えたか?
真に望む最期を迎えることができたのか?
甚だ疑問です。
正直、よくわかりません。(>_<)
本人の意思に全面的に従うことが、
必ずしも真に望む最期に繋がるとは
限らない。
言葉の重みを感じます。
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m