No286
令和3年2月8日(月) 晴れのち曇り
2月に入り
一週間経ちました。
本来なら
昨日の7日(日)で
緊急事態宣言が解除される予定でしたが
大方の予想通り
3月7日まで延長されました。(>_<)
新型コロナウィルスの感染者の数は
確実に減少傾向ですので
もうひと踏ん張り
我慢の日が続きます。( ̄ー ̄)
今回は本のご紹介です。
なぜ星付きシェフの僕が
サイゼリヤでバイトするのか?
偏差値37のバカが見つけた必勝法
著者は
村山 太一(むらやま たいち)さん
レストラン ラッセ オーナーシェフ
1975年、新潟県十日町市生まれ
北陸学園調理科卒業後、料理の道に進む。
イタリア滞在8年。
三ツ星レストラン
「ダル・ペスカトーレ」で副料理長。
無印良品有楽町店にある
Cafe&Meal MUJI(ミールムジ)勤務を経て、
2011年5月、
東京都目黒区に
「レストラン・ラッセ」をオープン
9年連続でミシュラン1ツ星を獲得。
本書は
ミシュランの星を
9年間取り続けていて
はたから見れば
成功していると思われているが
実際は
長時間労働が常態化し
人間関係も最悪で
経営もギリギリ (>_<)
自身もスタッフも
幸せじゃない状態に危機感を覚え
サイゼリヤでバイトすることで
生産性がどんどん上がっていき
劇的に経営を改善したことが
書かれた本です。(^^)
サイゼリヤでバイトすることで
一人あたりの売上(年間)が
約2.2倍!
一人あたりの労働時間(1日)が
約4割減!
生産性が上がることで
ストレスもなくなっていくので
スタッフ同士も仲良くなり
著者もスタッフも
どんどん幸せになっていったと
書かれています。(^^)
そもそも
なぜ、村山さんは
サイゼリヤでバイトしようと思ったのか?
「自分でウンウン思い悩んで、
チマチマ経営改善するなんて、
時間のムダでしかありません。
すでにうまくいっている所に
飛び込んでいくのが、
手っ取り早いのは明らかです。」
堂々とショートカットするために
定休日や休憩時間に
サイゼリヤでバイトをすることにした
とおっしゃいます。(^^)
通常なら
星付きシェフの立場で
サイゼリヤでバイトしようと思うと
プライドが邪魔をして
なかなか出来ないと思います。
しかし
今までと同じ
やり方や考え方では、
通用しないと考えた結果、
謙虚にそして素直に
良いところを
吸収していこうという行動が
凄いと感じました。(^^)
副題に
偏差値37のバカが見つけた必勝法
とありますが
偏差値37っていうのは、
学生時代に勉強をやらなかっただけで
バカというよりも、
勉強しなかった人で
実際は素直で頭の良い人だと
本書を読めばわかります。(^^)
村山さんは本書で
バカの最強の武器は
”没頭力”
だとおっしゃいます。
「俺ダメなんじゃないかな?」
「他の人にはわかってもられないかな?」
なんて、考えているようではダメ。
バカになりきれてていません。
夢中のになるとか、
集中するという言葉では、まだ足りない。
何もかも忘れている状態が、
本当の没頭だと思うんです。
どれだけ良い本を読んでも
どれだけ良い話を聞いても
いつかやろうと思っても
実際に行動しなければ
意味はない
何も変わらない
と再認識しました。
ここでは本の内容は書きませんが
飲食店だけでなく
お店を経営されている人は
読んで損のない本です。(^^)
飲食店関連だけでなく
全ての働く人に参考なることが
たくさん書かれています。
とても読みやすい本ですので
是非、ご一読を!(^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(__)m