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一本の線

No.290

 
令和3年2月19日(金) 晴れ時々曇り
 
 
ここ数日、
 
寒い日が続いていますね。
体調を崩されないよう
 
ご自愛下さい。m(__)m
 
 
今回は本のご紹介です。
 
絵本です。(^^)
 

 

 

"一本の線をひくと"
 
 
作者は
 
藤川幸之助さん
 
 
 
詩人、児童文学作家
 
 
1962年、熊本県生まれ
 
長崎大学教育学部大学院修士課程修了
 
 
小学校の教師を経て
 
詩作・文筆活動に専念。
 
 
認知症の母親の介護体験をもとに
 
命や認知症を題材にした作品を
 
作り続ける。
 
また、
 
認知症の理解を深めるため
 
全国各地で講演活動を行っています。(^^)
 
 
 
本書は
 
少年時代に
 
認知症を煩う友達のおばあちゃんが
 
所構わず奇声を上げて歩くことで
 
「怪獣」とからかう著者。(>_<)
 
 
しかし
 
ある"事件"を経て、
 
その心には
 
昔と変わらぬ
 
愛情が溢れていると知り
 
 
心の中の
 
"一本の線"
 
を消してくれたことを知るお話です。
 
 
 
以下、本文より
 
 
一本の線をひくと
 
この場所が二つに分かれます
 
 
自分が立っている側を
 
こっちというと
 
あっちができます
 
 
こっちが自分のものだというと
 
国境が生まれます
 
 
こっちのほうがいいというと
 
差別が生まれるときがあります
 
 
一本の線をひいてしまうと
 
向こう側は自分と関係のない
 
別の世界だと思うことがあるのです
 

 

 

認知症という病に
 
どう向き合っていくべきかを
 
教えてくれる絵本です。( ̄ー ̄)
 
 
 
 
厚生労働省の
 
 
『日本における認知症の高齢者人口の
 
将来推計に関する研究』
 
 
では、
 
 
2020年の65歳以上の高齢者の
 
認知症有病率は16.7%で
 
約602万人となっており
 
なんと
 
6人に1人程度が
 
認知症有病者と言えるそうです。(>_<)
 
 
 
"認知症"
 
 
関係ないと思っている人も
 
身近に感じてる人も
 
子供に知って欲しい人も
 
 
 
「認知症伝える」
 
ではなく
 
 
「認知症伝える」
 
絵本です。(^^)
 
 
 
 
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ご覧いただきまして
 
ありがとうございます。m(__)m
 
 

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