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誰の為に泣く

No.412

 

令和4年9月21日(水)晴れ時々曇り

 

 

 

各地で被害をもたらした

 

大型の台風も去り、

 

気温も一気に低くなりました。

 

 

朝晩は少し寒さも感じますが

 

週末は又、

 

暑くなるとの予報で

 

体調管理を意識したいものです。

 

 

 

今回は久しぶりに論語です。(^^)

 

 

論語の師・名古屋のSさんから

 

学んでいますが

 

講義形式ではなく、

 

ひとつの章句に対して

 

40冊以上の解説本の中から

 

わかりやすく

 

多角的に理解を深めやすいように、

 

『論語』全512章を

 

1章も飛ばさずに

 

ひとつずつ丁寧に

 

解説して頂いています。(^^)

 

 

今回は

 

少し前に学ばさせて頂いた

 

『先進第十一』

 

より

 

 

”顔淵死す”

 

という章句が続きますが

 

 

十番目の章句

 

 

 

顔淵死。
 

子哭之慟。
 

從者曰、子慟矣。


曰、
 

有慟乎。


非夫人之爲慟而誰爲。

 

 

 

顔淵死す。
 

子之を哭して慟す。

 

從者曰わく、子慟せり。


曰わく、
 

慟すること有るか。


夫の人の為に慟するに非ずして

 

誰が為にかせん。

 

 

 

顔淵が亡くなった。

 

先師は弔いに行かれ、声を上げて泣き、

 

身もだえして悲しまれた。

 

お供の者が後で先師に、

 

「先生は身もだえして泣き崩れましたね」

 

と言った。

 

先師が言われた。

 

「そんなに身もだえしてないたかね、

 

然しかの人(顔淵)の為に身もだえして

 

泣かなかったら、

 

一体誰の為に泣くんだ。」

 

 

 

自分の後継者になる可能性のあった

 

”孔門の十哲”に挙げられる

 

弟子が亡くなった時の有名な章句です。

 

 

礼の大家である孔子が

 

礼を破って慟哭してしまう状況が

 

現れています。(ー_ー)

 

 

名古屋のSさんが

 

多くの論語の本の中から

 

解説して頂きますが

 

その後に

 

参加者からの感想等が述べられます。

 

 

殆どの参加者の感想は

 

 

最愛の弟子を失った悲しみ、

 

自分の身体の一部を失ったぐらいの

 

深い喪失感等の意見でした。

 

 

しかし、

 

私は

 

孔子の心情は

 

悲しみや喪失感よりも

 

後悔の念が強くあったのではないか?

 

と感じました。

 

 

解説本の中で

 

”後悔”

 

について書かれたものが

 

ひとつありました。

 

 

渋沢栄一さん『論語講義』より

 

 

 

孔子のこのときの心中は古歌に、

 

「さきだたぬ くいの八千たび 悲しきは 

 

ながるるみづの かへりこぬなり」

 

とよめるごとくなりけん。

 

 

この古歌は

 

『古今和歌集』にある歌だそうで

 

 

先立たぬ 悔いの八千度 悲しきは 

 

流るる水の かへり来ぬなり。(閑院)

 

 

 

先に立たない後悔が、

 

繰り返し繰り返し思い出されて悲しいのは、

 

流れる水が元に戻ってこないように、

 

死んだ人が元に戻らないことです。

 

 

 

親しい人が亡くなって

 

弔問の時に詠んだ歌で

 

その人の為に

 

何かをしてあげていれば良かったのに

 

何もしてあげれなかった。

 

 

流れる水が元に戻らないように

 

残念でたまらない

 

と後悔している様子を詠んでいます。

 

 

 

それにしても

 

渋沢さんがサラッと

 

『古今和歌集』の歌を

 

挙げていらっしゃるのに驚きです。

 

 

知識、教養の深さは

 

流石!

 

としか言いようありません。(^^)

 

 

 

孔子も

 

深い悲しみや

 

喪失感があったのは当然ですが、

 

 

私は

 

それよりも

 

もっと

 

こうすれば良かった!

 

こうしてあげたかった!

 

という後悔の念が

 

強いのではないかと感じました。

 

 

 

多くの論語の本からの解説、

 

そして

 

参加者皆様の感想にも

 

多くの学びがあります。

 

 

いつも多くの学びを与えてくださる

 

名古屋のSさんに

 

心より感謝いたします。m(_ _)m

 

 

論語に興味のある方は

 

お気軽にお尋ね下さい。

 

共に学びましょう!(^^)

 

 

 

いつも長原整骨院のブログを

 

ご覧いただきまして

 

ありがとうございます。m(_ _)m

 

 

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