No.435
令和5年6月28日(水)曇り一時雨
連日、蒸し暑い日が続いており
少々バテ気味です。(T_T)
前回の投稿が5月19日ですので
1ヶ月以上前になります。
かなりサボってしまいました。(^^)
今回は度々、
ご紹介させて頂いている
人間学を学ぶ月刊誌『致知』より
2013年7月号[特集]
”学を為す 故に書を読む”から
”明日の成長に祈りを込めて”
と題した
福岡ソフトバンクホークスの
甲斐卓也選手の記事が印象に残りました。
WBCで世界一になった
侍ジャパンの守備の要として
ご活躍された甲斐選手ですが
育成選手からプロ入りして
現在の地位まで登り詰めるのに
たくさんの困難があったそうです。
その中で
恩師と読書、そして母親に
心を支えられたとおっしゃいます。
高校時代には監督から
一年生からキャッチャーに抜擢され
自然と野村克也さんの著者を
教科書がわりに読むようになり、
著作は全て読んだそうです。
プロに入って一軍に上がった頃、
達川光男ヘッドコーチから
「これはおまえが絶対に読むべき本だ」
と渡されたのが
平澤興さんの
『生きよう今日も喜んで』
だったそうです。
失礼ながら
あの達川さんが薦めたというのが
とても意外でした。(^^)
私の勝手な達川さんのイメージは
広島カープの名キャッチャーで
「明るくて、とても面白い人!」
そして
ものまねタレントの松村邦洋さんの
「あのね、あのね、あのねのね!」
が頭に浮かびます。(^^)
甲斐選手が
『生きよう今日も喜んで』の中で
心に残る一節にあげられたのが
第三章 ”仕事は祈り” から
「人生に望ましいのは
失敗や困難がないということではなく、
決してそれに負けない、
ということである」
「成功は成功、失敗は失敗であるが、
失敗のマイナスを持たぬ人には成長はない」
キャッチャーというポジションの役割に、
チームの連敗は自分の責任だと思うあまり、
失敗を恐れている自分に対して
達川さんは
「心配するな。
おまえが失敗しても二軍には落とさない。
おまえが落ちる時は私も一緒に落ちる」
とおっしゃたそうです。
他にも
「仕事は祈りであるということは、
自らの最善を尽くして、
それ以上は神に祈るということである」
京セラの稲盛さんが
製品開発に苦労されている時に部下に
「神に祈ったのか?」
と声を掛けたのに
通ずるものがありますね。(^^)
何事も
「ここまでやってダメなら仕方ない」
というぐらいに
後悔の無いように精一杯、
やり切らないといけませんね。(ー_ー)
甲斐選手は最後に
『生きよう今日も喜んで』から
好きな言葉をご紹介しています。(^^)
「目標がなければ、忍耐がない。
目標がないと何事も成し得ない。
目標がないものは、病気もなおせぬ。
苦労しても目標をもっている間は、
人間が光っている」
以前に、
平澤興先生の『生きよう今日も喜んで』を
紹介している投稿があります。m(_ _)m
No.45 『喜んで生きる』
他にも
平澤興先生について触れた
過去の投稿もあります。m(_ _)m
No.47 『座右の銘』
No.270 『苦難にまさる教師なし』
平澤興先生の本を
又、読み返したくなりました。(^^)
いつも長原整骨院のブログを
ご覧いただきまして
ありがとうございます。m(_ _)m