No.440

 

令和5年9月27（水)　曇りのち晴れ

 

 

 

お彼岸も明け

 

ようやく少し涼しくなってきました。

 

しかし、

 

まだ暑くなる日もあるようです。

 

 

体調管理が難しいですね。(ー_ー)

 

 

 

今回は前回に引き続き、

 

致知2023年10月号より　

 

 

 

連載記事の

 

中村学園大学客員教授の

 

占部賢志さんの

 

”風の便り”から (^^)

 

 

 

 

校歌について書かれていました。

 

 

そもそも

 

欧米では校歌を持つ学校は殆どなく

 

校歌は我が国独特の学校文化だそうです。

 

 

しかし、

 

伝統校の校歌の中には

 

戦後改変されたり、

 

廃止されて

 

新しくつくり替えられたケースも

 

あるといいます。

 

 

そして改変されたのは校歌だけではなく

 

童謡や唱歌にもあるようです。

 

 

例えば

 

「ちょうちょう」

 

 

 

ちょうちょう　ちょうちょう　

 

菜の葉にとまれ

 

菜の葉にあいたら　桜にとまれ

 

桜の花の　花から花へ

 

とまれよ遊べ　遊べよとまれ

 

 

この歌詞は

 

1947年に改変されたもので

 

元々の歌詞は

 

 

蝶々　蝶々　菜の葉に止れ

 

菜の葉に飽たら　桜に遊べ

 

桜の花の　栄ゆる御代に

 

止れや遊べ　遊べや止れ

 

 

戦後になると、

 

”栄ゆる御代に”

 

の句は

 

皇室礼讃のフレーズと捉えられ

 

戦後民主主義にそぐわないという理由で

 

”花から花へ”

 

と改変されたようです。

 

 

本来、

 

「桜が咲き誇る日本の国」

 

という意味なのに

 

”御代”を問題視して

 

別の言葉に置き換えてしまったのは

 

おそらく

 

GHQへの忖度だったと思うと

 

占部さんはおっしゃています。

 

 

 

この記事を読むまで

 

全く知りませんでした。(*_*;

 

 

”君が代”も一緒ですね。

 

 

元々、

 

君が代の歌詞は

 

905年に奏上(そうじょう)された

 

古今和歌集に収録されていた歌が

 

元となっています。

 

 

そして、

 

この歌は905年の時点で

 

「詠み人知らず」となっているくらい、

 

“昔から歌われていた歌”

 

とされています。

 

 

平安時代には

 

”古い歌“と認識があったようです。

 

 

外国の国歌は

 

戦争や血や敵などという

 

血生臭いイメージが多いですが

 

日本の国歌は、

 

とても平和な歌です。

 

 

君が代は　千代に八千代に　

 

さざれ石の巌と　なりて　

 

苔のむすまで　

 

 

 

あなたの命が

 

千年も　幾千年もの間　

 

小さな砂がさざれ石のように　

 

やがて大きな盤石となって　

 

苔が生じるほど長い間

 

栄えていきますように　

 

 

元歌は、

 

「君が代」→「我が君」

 

となっています。

 

 

当時は

 

「我が君」というのは

 

男性に対して使う言葉だったことを

 

考えると

 

名も知れない女性から

 

男性に贈った歌だと

 

考えられます。

 

 

素晴らしく

 

美しい歌詞だと思うのですが、、、(^^)

 

 

 

９世紀に光孝天皇が

 

僧正遍昭の長寿を祝って

 

「君が八千代」としているように、

 

「君」は広く用いる言葉であって

 

君主・天皇を指すとは限っていません。

 

 

「我が君」とは

 

祝賀を受ける人を指していて、

 

「君が代」は

 

天皇にあっては

 

「天皇の治世」を意味していますが、

 

一般的には、

 

この歌を受ける者の

 

長寿を祝う意味であったそうです。(ー_ー)

 

 

個人的には

 

色々な意見があっても良いと思います。

 

日本は民主主義の国で

 

言論の自由が保障されている国ですから。

 

 

色々な意見は

 

様々な感情があってのことだと思います。

 

 

 

ただ、

 

もっと歴史を学ぶ必要はありますね。

 

勿論、私自身に言っています。(ー_ー)

 

 

 

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ありがとうございます。m(_ _)m