●オーリングテスト |
正式にはBi-Digital O-Ring Testと呼ばれる方法でニューヨーク在住の医師、大村恵昭教授の研究により創始発展しました。生体自らをセンサーとして利用し、得られた情報を指の筋力変化として検出する検査法です。
バイ・ディジタルO-リングテスト(BDORT)の概要 ( ※日本バイ・ディジタルO-リングテスト協会 ホームページより抜粋 )
バイ・ディジタルO-リングテスト(BDORT)とは、筋の緊張(トーヌス)を利用して生体情報を感知する検査手技 である。BDORTはニューヨーク在住の日本人医師大村恵昭博士が1977年頃くらいに考案した方法で、最初の論文が発表されたのが1981年で ある。
「生体そのものが極めて敏感なセンサーで、毒物を近づけたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる」という原理に基づいている。 大村教授は、脳の血液循環と握力の関係を研究する過程でBDORTのヒントを発見した。高校生を対象に行われた実験により、脳の血液循環が良い方の側の握力が強くなることが判り、脳と手の筋力、特に指の筋力が非常に密接に関連していることが確認された。 更に、身体の異常のある部位に1本の髪の毛で触れる程度の微かな刺激を与えるだけで指の力が弱まること、そして、ある臓器に、その臓器がコントロールする物質や分泌物、或いは臓器と共通する因子を近付けた場合も、指の力が著しく変化することも明らかとなった。 O-リングテストは、補助的医学診断法としてとらえることができますが、大きくわけて ①異常部診断法 病的圧痛部を刺激すると筋力が低下することにより異常部を診断できる。臓器代表点を刺激することで、異常な箇所を調べることができる。 ②共鳴現象の応用 更に1983年頃には、2つの同一物質間における共鳴現象の発見により指のO-Ringの力が弱くなるという現象の発見に基づいて、 遺伝子、細胞内伝達物質、細菌、リッケチャ、ウイルス、ニューロトランスミッター、ホルモン、金属(Pb, Hg, Al等)、薬物の分布を局在させることができるようになった。ウイルスや細菌の量が、定量ができるようになってからは、治療経過を追うことができるようになった。 ③薬剤適合性試験 疾患に対してどのような薬が効いて、しかもその薬の適量はどのくらいかということまでも、患者に服用させる以前に決めることができるようになった。原因不明の難病に、どの抗生物質や薬剤が効くのかを調べることができるし、薬剤相互作用を調べることができるので、患者に的確にアドバイスができる。 更にSelective Drug Uptake Enhancement Method(薬剤選択的取込法)の開発により、選択的に薬剤を病巣部に到達させることができるようになったことにより、治療効果があげられるようになった。
上記3つがBDORTの3大特徴だが、あくまでも補助的診断法なので、BDORTで疑いを持った病変に対して、CT、MRI、PET Scan、X線、内視鏡、血液検査などで、確認、検証する。
※オーリングテストについて、より詳しくお知りになりたい方は下記のサイトをご覧ください。
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